相続診断士は意味がない!?役立つ資格かどうか資格取得者がお伝えいたします
民間資格である相続診断協会が認定発行する「相続診断士」資格。
これから取得しようとする方、既にもっているけれどどう生かしてよいのか分からない方向けに解説できればと思っています。
是非、ご参考にしていただければと思います。
相続診断士資格は役に立たないのか?
ずばり、結論から申し上げますと「持っているだけ」では意味がありません。
これについては、当然他の資格でもいえる事ではあります。
宅地建物取引士や行政書士などの資格でも、資格を取得して免許を保有していれば誰かから自動的に仕事が舞い込んでくるなんてことはありません。
相続診断士資格の場合、相続診断はできますが、実際に相続相談を受けた場合に行政書士や司法書士、税理士や弁護士の資格保有者に仕事を割り振るという窓口的な立場に立たされます。
結果的に上記のような資格と合わせて持たないと意味がないのかとも思われがちですが、実は役に立つ資格に変えている方も大勢います。
相続診断士資格で稼いでいる方もいますので、役立つ資格か役立たない資格か、うまく活用できるかできないかは自分次第とういう事です。
どのように資格を活用できるのか?
実際に活用できている方はどのように活用できているのでしょうか。
大抵の一般の方は自分自身の家族に相続問題が発生した時、「こんな時誰に相談したら良いの?」という方がほとんどです。
「相続問題」と聞くとややこしいイメージを捉える人も多いので、弁護士などを想像する人もいるかもしれません。
ですが、弁護士に相談するというのは、とても敷居が高く高額な請求をされるイメージもあるので、躊躇してしまいますね。
そんな時に、手軽に相談できる「相続診断士」という資格保有者がいれば相談しやすくありませんか?
一般の方から相続の相談を受けるには、常日頃から「相続診断士です!相続の相談承ります!」という発信をし続けることが重要な事ですね。
そしてセミナーや講習会を開催したりして稼いでいる方もいますし、相続相談というコンサルタント的な仕事をされている方もいます。
そうやって役に立つ資格に変えているんですね。
他の資格とあわせての活用例
- 宅地建物取引士
- ファイナンシャルプランナー
- 保険募集人 など
たとえば、宅地建物取引士のような不動産資格とあわせて持つ場合には、名刺に「相続診断士」という肩書きがはいるだけで相続相談される確率が高くなります。
どうしても、相続問題に不動産はつきものですので、名刺に入ってるだけで信用が高まり、選んでもらえる確率も高くなりますね。
誰もが知っている大手の不動産会社で従業員全員に資格取得をさせている会社もあります。ですので認知度としても徐々にではありますが広がってきているといえます。
同じことが保険屋さんでもいえます。
保険屋さんもファイナンシャルプランナーや相続診断士の資格保有者が多く、それは個人の資産などにも触れるからだと思います。
やはりそもそもの資格の目的である「身近で相談できる」というコンセプトがありますので、不動産業界や保険業界で多く取得されているのだと思います。
さいごに
どの資格でもそうですが、取得した資格をどう使うかによって決まります。
最近では弁護士ですら食えない弁護士もいると聞きます。
結局のところ、どのように営業しPRできるか、マーケティングや販売戦略が必要になってくるという事です。
そのような中でも、比較的これから「相続」という問題は増え続けるであろうし、高額な資産保有者だけが起こる問題でもなくなってきています。
相続問題を起きた時に解決する仕事というよりは、相続問題を起きないように導くアドバイザー的な道を切り開くと良いのではないでしょうか。
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